タンザニアの豆の特徴
2022/05/14
こんにちは、イケダコーヒーです!
今回はイケダコーヒーでも取り扱っている『タンザニア』の豆についてお話します。
タンザニアは世界第16位の生産量で、全世界のコーヒー豆生産量の0.56%を占めています。
タンザニのコーヒーは地域によって大きく2つの味わいに分けられます。
1つはビクトリア湖近くのヘビーなボディと甘みが特徴のアラビカ種。もう1つはその他の地域のアラビカ種で柑橘系やベリー系の味わいです。
あの有名なキリマンジャロ山脈があり火山性の土壌で水はけがよく標高も高いので東アフリカ有数のコーヒーが育ちます。
当店で取り扱っているタンザニアの豆は
タンザニア キリマンジャロ農園
等級:AA
品種:ブルボン
精製方法:ウォッシュド
それぞれ『産地・等級・精製方法』について当店の豆と一緒に紹介します。
産地について
代表的な地域を5つ挙げてみました。
産地ごとに風味や味わいが様々。どれも爽やかな酸味があります。
①『カゲラ』および『ブコバ』
国土の北西端、ビクトリア湖沿岸に位置し、タンザニアのロブスタコーヒーを生産してします。
その大半はナチュラル処理。この地域だけで国土の生産量の1/4を占めています。
花やフルーツ系の味わいの豆は国内屈指の品質。単一の豆にも関わらず複雑で奥深い味わいがあります。
②『キリマンジャロ』『アルーシャ』
当店で取り扱いの『タンザニアAAキリマンジャロ農園』の生産地。
火山性土壌で水はけがよく高い標高といった栽培環境のおかげで、東アフリカ有数のコーヒーが育ちます。
③『ウサンバラ山地』
東アーク山脈の一部を成すウサンバラ山地。ここでは最近2つの新種が見つかりました。コーヒーの研究と保存にとって素晴らしい環境です。
④『ムベヤ』
若い世代の生産者が成長をけん引しており、将来が有望な地域です。
⑤『ルブマ』『ムビンガ』
南部のこの高原一帯はコーヒー栽培の歴史が50年未満とこれからの拡大の可能性を大いに秘めています。
等級について
キリマンジャロのコーヒー豆の等級は、スクリーンサイズ(豆の大きさ)で『AA→A→B→AB→C』と分類されます。
等級AAが最も等級が高くスクリーンサイズも大きいです。
精製方法について
精製方法 | 味わい | 主な生産国 | 当店の商品 |
---|---|---|---|
★ウォッシュド | すっきりとクリアで澄んだ味わい、上品な酸味 | コロンビア、グァテマラ、タンザニア、ケニアなど (水源の豊富な生産地) | ・ブルマウンテンNo.1 ・グァテマラリオアスール ・コロンビアブーゲンビリア ★タンザニアキリマンジャロAA |
セミウォッシュド | ウォッシュドに近く、すっきりクリアな味わい | ブラジル、中米諸国 | ・グアテマラ リオ アスール |
パルプドナチュラル(ハニー) | ナチュラルに近く、発酵した果実のような甘い香りとコクがある。ミューシレージの残し具合で味わいが変わる。 | ブラジル、コスタリカなどの中米諸国 | - |
ナチュラル(ワイニー) | 発行したマンゴーやベリーのような甘い香りとコクが出る。コーヒー豆そのものの風味や個性が感じられる。 | ブラジル、イエメン、エチオピアなど | ・エチオピアグジゲイシャG1 ・エチオピアイルガチャフィーG1 ・ブラジルショコラサントアントニオ |
スマトラ式 | インドネシアのスマトラ島の精製方法。力強く独特の香り、コクがある | インドネシアスマトラ島マンデリンの精製方法 | ・マンデリンビンタンリマ(一部ブレンドに使用) |
当店のタンザニア。
飲んだことのない方に是非飲んでいただきたいです。
コーヒーの世界が広がること間違いなしです。
当店の豆と一緒にタンザニアの豆の特徴について紹介しました
コーヒーライフを楽しんでいただくきっかけになれれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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