コーヒー豆の品種
2022/04/11
こんにちは、イケダコーヒーです!
コーヒーの世界は奥が深く、知れば知るほど夢中になります。
そして知れば知るほどコーヒーが好きになり同じコーヒーでもよりおいしく感じるものですね。
コーヒーについての知識を皆様と共有できればと記事にしました。
今回は『コーヒー豆の品種』について。
品種ごとの特徴とイケダコーヒーで取り扱っている豆の品種をあわせて紹介します。
コーヒーの品種はアラビカ種だけでも200種類以上と言われています。
現在、世界で流通しているコーヒー豆の約7割が『アラビカ種』。約2割強が『カネフォラ種(通称ロブスタ)』。もう1つ、西アフリカ原産の『リベリカ種』を加えてコーヒーの3原種と呼ばれています。
それぞれの特徴を見てみると、
『アラビカ種』…世界的に高品質なーコーヒーの主流となっている品種。標高の高い土地で育つ。病虫害に弱く栽培に手間がかかる。
『カネフォラ(ロブスタ)種』…アラビカ種に比べて標高が低い土地で育つ。病害虫に強く実が多く付く。インスタントコーヒーや安価なブレンドコーヒーに使用されることが多い。
『リベリカ種』…低地・平地栽培が可能で少ない雨や病害虫に強い。消費量は少なく、世界のコーヒー市場に流通していない。主にヨーロッパで消費されている。
国内で消費されている品種は『アラビカ種』、『カネフォラ(ロブスタ)種)』の2種類で、品質の高い品種は主に『アラビカ種』と言えます。
☆取り扱い品種☆
■カツーラ…ブルボンの突然変異種。1935年にブラジルで発見。ティピカの3倍近い収穫量で中南米で多く栽培。良質な酸味と苦みがあり標高が高い程上質な味。
■カスティージョ…カツーラとハイブリッドティモールの人工交配種。病害虫に強い品種を作るべく、2005年にリリースされました。
カスティージョはアラビカ種に比べて味では劣ると見られることの多いハイブリッドティモール系の品種ながら、風味が良いのが特長です。
2014年と2015年に幾つかの研究機関と専門のカップテイスターが共同で行った官能検査では、カスティージョのサンプルの幾つかはSCAA (米国スペシャルティコーヒー協会) の採点基準で90点以上のスコアを記録し話題となりました。
■ムンドノーボ…スマトラのティピカとブル分による自然交配種。ブルボン種より成長力があり病気に強く収穫量も多い。ブラジルで広く栽培される品種の1つ。
酸味、甘味、苦味のバランスが良い味。
■ケント…ティピカとほかの雑種との間に生まれた突然変異種。コーヒーの葉にカビ菌が付着し、生育を止め最後は木を枯らしてしまう『サビ病』は今も昔もコーヒー農園を悩ませています。1920年頃インドで発見されたこの品種はサビ病に強い特徴があります。ケニアやタンザニアへと広がりました。
■ブルーマウンテン…ジャマイカで生産される『ブルーマウンテン』はコーヒーの銘柄・ブランド名。品種はティピカ。ティピカがジャマイカに伝わりブルーマウンテン地区で育った豆につけられる名称。No.1~3まであり、No.1が最高位で全体の30%程度。そのコーヒーの味わいの絶妙なバランスから『コーヒーの王様』と称される。
■イルガチェフェ…アラビカ種発祥の地でありながら、その魅力を現在でも維持しているエチオピア。『イルガチェフェ』は地方の名称であり在来種です。
浅く煎れれば爽やかなレモンのような香り。深めに煎れればワインのような芳醇な香り。
■ゲイシャ…エチオピア起源の珍しい野性品種。パナマ産のゲイシャがオークションで史上最高値を記録し話題となりました。収穫量は少なく花の香りと柑橘類を思わせる味わいが特徴。
イケダコーヒーで取り扱っている豆の品種を中心にいくつか紹介しました。
品種によって味わいが全く異なることころもコーヒーの楽しい要素の1つです。
豆を選ぶ際の参考にしてみてください。
コーヒーライフを楽しんでいただくきっかけになれれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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