自宅で美味しいコーヒーを飲むには

結論から言いますが、コーヒー豆を豆で買って家でグラインダーで直前に挽いて淹れる。

これで家で淹れたコーヒーが劇的に美味しいものになります。

確かにメッシュの違いによる味の違いやお湯の温度だったり使用する器具による味の違いはありますが、それ以上に豆を挽いた状態のものを買うのと飲む直前に豆を挽いて飲むのとでは雲泥の差があります。
このグラインダーが家にあるというだけで香りが全然違いますし体に嬉しい効果もあります。

精神的にもリラックス効果が得られると背景的にも確証が取れています。
コーヒーが好きだからリラックスできるといったこともありますが、そもそも香りそのものにリラックス効果があるんです。
グラインダーをお持ちの方であれば実際に感じているし知っている情報かもしれませんね。
この香りが一番放たれる瞬間は豆を挽いた瞬間なんです。
豆を挽いた香りの70～80％はこの瞬間にあるともいわれるほどです。
是非、グラインダーを手にして「豆」でコーヒー豆を自宅で挽いて家中に香りを充満させたリラックス空間でコーヒを飲んでいただきたいです。

豆から挽くことでそのコーヒー豆が持つ鮮度が大きく変わってきます。
日本は世界でも3～4番目にコーヒーを飲むコーヒー大国です。
アジアの歴史の中でも喫茶の文化が根付いていることもあり日本人はコーヒーをよく知っているともいわれます。
しかしその多くは、ホテルや喫茶店、レストランで飲む割合がほとんどで実は家でコーヒーを飲むようになったのは後の方になります。
そんな背景もありコーヒー豆の素材としての抽出方法や保管方法が正確に伝わっていないように思います。
それを表しているのがこの「粉」で買うということだと思います。
コーヒーを焙煎したものが嗜好品として広まったヨーロッパの方は500年以上の歴史があります。
そこの人たちのコーヒの買い方は必ず「豆」で買うそうで、ミルの普及率も日本とは全然違います。
日本のミルの普及率が15％程度なのに対してヨーロッパでは80％以上の方の自宅にミルが置いてあるほどです。
国が違うヨーロッパの話ではありますがコーヒーは「豆」で買ってグラインダーで挽いた時の「香り」と飲んだ時の「味」を楽しむことが習慣化されています