コーヒーレポート -Nagomi Blend-

コーヒーレポート　-Nagomi Blend-

2022/11/19

コーヒーレポート　-Nagomi Blend-

こんにちは、イケダコーヒーです！

今回は『Nagomi Blend』を飲んでみました。

このシリーズはイケダコーヒーの豆をいろいろな抽出方法や抽出器具で試していきます。

皆様にお届けしている豆は、店主がその豆がもつ素質を最大限に引き出せるように焙煎度合や粒度を調整しています。

しかしこのシリーズではあえていつもと違った淹れ方や焙煎度合で新しい発見や、豆ごとの最適な淹れ方を共有できればいいなぁと思っています。

⒈使用する豆

今回はNagomi (ブレンド)を使用します。

豆の産地：コロンビア、グァテマラ、イエメン（モカ）、マンデリン

ブレンドの主役はイエメンモカマタリNo.9

この豆は柑橘系の香りが強く、酸味に抵抗のある方には少々飲みづらい豆です。

そこに酸味が少なくマイルドで優しい口当たりのブーゲンビリア農園のコロンビア豆と

すっきりコクとキレのあるグァテマラSHB、マンデリンで仕上げております。

優しい飲み口でアフターでほんのり柑橘系の香りを楽しめます。

焙煎度合：シティロースト

焙煎日：2022/09/09

だいたい2ヶ月経っています。

保存状態は室温20℃程度で未開封で保管していました。

いくら未開封とはいえ豆の表面にコーヒーオイルが出てきており少し酸化が進んでいるようです。

この焙煎から日が経っている状態のものを今回はあえて使用してレビューします。

今回使用する豆は〈Nagomi Blend〉

焙煎度合は〈シティロースト〉

イケダコーヒのチャートでは複雑な味わいを楽しめることからコク担当としています

全体的に高パフォーマンスで、コーヒーに含まれる味わいの要素がぎっしり詰まっています！

⒉使用する器具

今回使用する器具はこちらの通り

・ドリッパー　…　オリガミドリッパーS

・フィルター　…　カリタウェーブフィルター185

・サーバー　…　オリガミアロマドリップサーバー

・ミル　…　カリタナイスカットミル

オリガミドリッパー　＋　オリガミサーバーです

フィルターは　カリタウェーブフィルター

ミルは　カリタナイスカットミル　使用歴12年ですが一度もトラブルなく優秀な電動ミルです♪

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⒊抽出条件

・お湯の温度：90℃

・粒度：中粗挽（ナイスカットミル的にはメモリ5なので粗挽き寄り）

・豆の量：28g

・抽出量：400㎖

・抽出方法：

　①半量200㎖のお湯を豆全体に注ぐ（ガス抜き）

　②1分30秒放置（蒸らし＋ガス抜き）

　③2投目で＋200㎖注ぐ

　④合計400㎖落として完成

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⒋レビュー

焙煎から日数が経っていたこともあり、少し嫌な酸も出てきていました。

本来表したい味わいでもあったほんのり柑橘系といった感じではなかったですね。

私自身酸味系のコーヒも好みではあるので美味しく飲めましたが、酸味に抵抗のある方には少し飲みづらいかもしれません。

コーヒー豆は酸化が進むと嫌な酸味が出てきます。

前回紹介した『Tsumugi Blend』も同じ環境下で焙煎してからの時間を空けましたがそれよりも劣化が進んでいるような印象でした。

不思議ですね・・・

少なくとも1ヶ月～2ヶ月で飲み切れる量の豆を定期的に購入させることをおすすめします。

⒌まとめ

こちらにこれまでの総評をまとめていきます

前回紹介した『Tsumugi Blend』も同じ焙煎してからの時間を空けましたがそれよりも劣化が進んでいるような印象でした。
日数経過による味わいの移り変わり方も楽しんでみてください

豆	焙煎度合	粒度	抽出方法	湯温	焙煎からの日数	評点	ひとこと
Tsumugi	シティロースト	中粗	ペーパードリップ	90℃	56日	80点	・チョコ系の甘さ・後味すっきり
Nagomi	シティロースト	中粗	ペーパードリップ	90℃	61日	60点	・優しい口当たり・後味に嫌な酸がある